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テラプローブの事業活動をお伝えいたします。

2023年3月掲載

最新の事業活動

半導体市場の見通しと対応

足元の半導体市場は、コンシューマ向け製品を中心に生産・在庫調整の動きが見られ、短期的には需要が落ち込むと見込んでいます。しかし、2023年後半には回復基調に転じ、さらに中長期的には、IoT、AIや自動運転・EV、5G、メタバースの普及に加え、カーボンニュートラル等の新分野の発展により、一層の拡大が期待されています。
一方、主要国間の対立によるグローバルな分断リスクが懸念されますが、そのリスクと一体の機会として、日本においても、経済安全保障・BCP等の観点から、国内での半導体生産強化やサプライチェーン見直しの動きによる生産枚数の増加、テスト委託ニーズの増加が見込まれています。
これらをふまえて、2024年以降の半導体需要拡大の受け皿として、TPWの新工場取得、九州事業所でのクリーンルーム追加を行います。

TeraPower Technology Inc. 新工場取得

TPWの現状のキャパシティや、受託を想定している車載向け半導体などの需要増加のタイミングを考慮した結果、2~3年後に既存工場では対応が難しくなる可能性があるため、2024年度中の生産開始を目標として新工場を取得いたします。新工場の取得により、半導体テストが可能な生産フロアは、現状から25%アップします。

  • 完成イメージ
    完成イメージ

九州事業所 クリーンルーム追加

九州事業所において、今後見込んでいる車載向け半導体を中心とした受託量増加により、既存のクリーンルームだけでは十分ではなく、さらなる能力拡大余地が必要であると判断したため、2024年度中の生産開始を目標としてクリーンルームを追加いたします。クリーンルームの追加により、半導体テストが可能な生産フロアは、現状から25%アップします。

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